蒼斗七星

蒼斗七星とは

蒼斗七星は、酒が「生まれる瞬間」と、「生まれ持った個性」を大切にする青砥酒造の思いを結晶させたお酒です。 「生まれる瞬間」のこだわりは、もろみの搾り方。雫取りと、木槽搾りの二種類を用いています。一方、「生まれ持った個性」とは、日本酒は本来、「香り」、「旨み」、「酸味」、「キレ」など様々な要素が調和し、輝きます。その個性を生かすために、「無濾過」「無加水」にこだわっています。

蒼斗七星

名前の由来

青砥酒造のこだわりが詰まった酒「蒼斗七星」は、青砥酒造五代目が、初めて酒造りに関わった2009年に生まれました。それは、仕込みタンクに、仕込み水と掛麹を入れたときのこと。青色のタンクの中に散らばった掛麹が、五代目には宇宙で瞬く無数の星のように見えました。“このタンクの中に宇宙がある!”このときの感動を「蒼斗(あおと)」という美しい響きのなかに込めました。
また、昔は旅人が北斗七星を見て、自分の今いる場所を確認し、進むべき方向を決めていたことから、「蒼斗七星」が青砥酒造の今後進むべき道を照らす星明かりとなるように…。そして、点である星と星を繋げると星座という一つの形を描くように、「蒼斗七星」を酌み交わすことで、人と人が繋がって新たな場を作り出したり、絆を深めたりすることができたら…。「蒼斗七星」は、そんな気持ちを込めながら、最後まで丁寧に丁寧に作った日本酒です。
仕込み 掛麹

こだわり

  • 霜取り

    「雫取り」とは、もろみを布の袋に詰め、そこから自然に滴り落ちる雫だけを集める搾り方です。できるだけ雑味が酒に混ざらないようにするための工程で、「蒼斗七星」は澄んだ上澄み部分だけを斗瓶で囲い、保存します。フレッシュな香りと旨みが生まれる瞬間です。

  • 霜取り
  • 木槽搾り

    現在、木槽(きぶね)を手がける大工さんはほとんど残っておらず、使用している酒蔵も少なくなっています。「木槽搾り」とは、もろみを詰めた酒袋を並べて積み重ね、上から圧力をかける搾り方で、「やぶた」という大型機械で搾った酒に比べると雑味が少なく、柔らかい酒質になります。青砥酒造自慢の大型木槽を使うことによって、日本酒の個性を潰さず、自然で優しい搾り方を実現しています。

  • 木槽搾り
  • 無濾過

    日本酒は、雑味や酒についた色を取るため炭濾過して出荷することがほとんどですが、日本酒独特の旨みや香りまでも取り除いてしまい、個性のない味になってしまいがちです。「蒼斗七星」は、「雫取り」と、「木槽搾り」の二種類の搾り方のみを用いるので、雑味のない高品質な酒が生まれます。そのため、「無濾過」で個性のある日本酒を造ることができるのです。

  • 無濾過
  • 無加水

    現在、日本酒はアルコールを調整する等の理由で、加水した商品が主流になっています。「精魂込めて醸した酒をなぜ加水して薄めるのか?」「それは本物の日本酒と言えるのだろうか?」これは、酒造りに携わった蔵人誰もが抱える葛藤です。私たちは、「日本酒が生まれ持った個性」に、蔵人たちの理想を形にした酒こそが、「本物の日本酒」だと考え、「蒼斗七星」を「無加水」で商品化しています。

  • 無加水

LINE UP

  • 蒼斗七星 特別純米65 木槽搾り
    蒼斗七星 特別純米65 木槽搾り
    蒼斗七星独特のテイストで「無濾過無加水ながらスッキリ飲みやすいお酒」を表現しました。軽快な酸味と旨味が絶妙に調和した蒼斗七星の入門酒となる1本です。
    1800ml2,600円(税別)
    720ml1,300円(税別)
  • 蒼斗七星 純米吟醸58 木槽搾り
    蒼斗七星 純米吟醸58 木槽搾り
    厳選した島根ブランド米「佐香錦」を低温で、ゆっくりと、想いを込めて醸しました。まろやかな吟醸香と微酸が奏でる穏やかなハーモニーが、味の個性を形づくります。まずは飲んで頂きたい一本です。
    1800ml3,400円(税別)
    720ml1,700円(税別)
  • 蒼斗七星 純米大吟醸48 木槽搾り
    蒼斗七星 純米大吟醸48 木槽搾り
    蔵人がもろみと一緒に呼吸するように、丁寧に、丁寧に醸した純米大吟醸酒です。フルーティで上品な味わいは、山田錦の持つ気品ある甘みを感じさせてくれます。
    1800ml4,600円(税別)
    720ml2,300円(税別)

Scroll to top